露出計を持つ

古い露出計が付いていないフィルムカメラを始めるときのアドバイス。

露出計は買った方が良い。

SEKONIC 露出計 ツインメイト L-208 J110

SEKONIC 露出計 ツインメイト L-208 J110

 

デジカメでもマニュアルモードで撮ってたならまだしも、

A/S/P モードで撮ってたのに、

フィルムになって急に光を読むなんて無理。

 

露出計に頼らずに光が読める俺、かっけーーー。だけど、無理。

 

最初はデジカメを取り出して、それで設定をいちいち確かめていた。

これはリズムが悪い。

iPhoneのアプリに露出計的なものがあるけど、

あれもカメラを取り出すのと同じくらいにリズムが悪い。

 

かといって勘で設定しては、たびたび露光不足。

(子供の頃は、写ルンです、で何も考えずに撮ってたのに。)

 

うまく撮れなくて、徐々に疲れてしまう。

これで一度、買った PEN をすぐに手放してしまった。

 

そんなことで、フィルムカメラは向いてないのかなーとおもっていたところに、

目から鱗だったのはこのエントリー。

「露出計。これがないと私は写真が撮れないと言っても過言ではない。

わかんないよ、カンで露出なんて。

 

 

露出計、使えば良いんだ。

遠慮せず、これに頼れば良いんだ。

 

一番安いヤツで十分。安くないけど。

電源スイッチも液晶モニターもなく、

ポケットから出してボタン押して針読むだけだから、リズムはすごく良い。

(ときどき ISO ダイアルがずれていてとんでもない値になるのはご愛嬌)

 

ちょっと高い買い物ではあるけど、

せっかく買ったフィルムカメラを、

露出設定が面倒だという理由で眠らせておくくらいなら安い。

 

あと、あちこちで明るさを測るのが、面白い。

明かりの付いたオフィスはだいたい ISO400 - F2 - SS 100 。

陽が沈むときの光の半端ない減り方は焦る。

陽がくれはじめたとたん、みるみるメーターが下がっていき

手持ちができなくなっていく。

 

露出計を買ってからのフィルムカメラ出動ペースは増えたし、

デジカメを家に置いていくことも、できるようになった。

今年に入ってからのフィルム一本目がそろそろ終わる。