50mm に慣れる

50mmで標準画角を身につける、とはよく言われる話。

ほんとかいなと思ってきたけど、半年くらいやってると、

何となく良くなってきた気がする。

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画角を身につけるというのは難しい。

フレームが浮いて見える、なんてことはなくて、

こんなもんかなと思って立ち位置を決めてカメラを覗くと

 75mm あたりだったり、逆に35mm に近かったり。

とはいえ、半年前は、何も考えずにカメラを覗いて何歩も動いていたのを思えば、

ずいぶん良くなった。

 

 

 

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50mm って、万能なようで、狭いようでもあり、広いようでもあり、難しい。

ぐーーーーーーん、と被写体に迫った写真も撮れなければ、

どかーーーーーん、と大きな空を入れる事もできない。

(そのうえレンジファインダーだと、寄れもしない。)

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50mm だけ持ち出すというのは未だに勇気が居る。

最近になって、望遠側はあきらめられてきたけれど、

いまだに「やはり28mmくらいは要るか」... などと。

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実際は、レンズ無いなら、ないなりに、どうにかして撮る。

撮りたいとひらめいた画は撮れなくって悔しいわけだけど、

それでも何とか表現しようと、別のやり方も考えるようになる。

ここが大事なのかなと思う。ちょっとした修行。

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最近、広角レンズだけ持って出た事があり、

それで撮った写真をみた身内が、ずいぶんとほめてくれた。

50mm での練習は、50mm だけにしか通用しないという事ではないらしい。