写真がうまく撮れない人へライカの M3
M3 は、覗き窓がだいたい0.9倍ということで、
左目も開けて両目で見ながらフレーミングができる。
ちょっとつらいけど。
これまで、フレーミングが下手で、撮った写真を見返しては「なんか違う」と思っていた。
どうやら一眼レフやらミラーレスで狙っているときに「いい」と感じた雰囲気を、
どうしてフレーミングしていいのかわからないっぽい。
その点、レンジファインダーは、画角の外も見てるので、
枠を当てはめて考えやすい。
そのうえ M3 だと、見てる世界、まんまなので、やりやすい。
一眼レフやらは、没頭感がすごい。いかにも、対象物を凝視してる。
それに比べると、M3は、覗いているときに周囲から切り離されている感じがしない。
良いなと思ったものと自分の間に、ただカメラが挟まっただけで、やりやすい。
以前、外付けファインダーをつければ周りを見ながら撮れるかな、
と考えて、35mm のものを買ってみたけれど、倍率が小さいものだったので、
目で見ているものとは違う印象をもってしまって、やりづらかった。
M3 でなくても、倍率1倍のBessa R3M も良いと思う。
エプソンのR-D1xというのは倍率 1 倍のデジカメらしいけど、
中古でなかなか無い。うらやまし。
良いと思ったはずの雰囲気が写らないなー、
と苦労している人にお勧めしてみる。